
こんにちは!ジブリ作品の中では『もののけ姫』が好きなnomiです。
ついに11月1日に開園するスタジオジブリのテーマパーク、その名も【ジブリパーク】。スタジオジブリファンをはじめ、楽しみにしている人も多いのではないでしょうか?
実は、テーマパークには将来のキャリアを決めるかもしれない、職業のヒントがたくさんあるんです。
子供だけではなく、やりたいことが特にないと思っている大人たちにもオススメしたい、テーマパークでわかる職業興味分析についてご紹介します。
ジブリパークは職業の総合デパート!

ジブリパークで働くならどんな仕事をしたいですか?
株式会社ジブリパークの求人情報を見てみると、運営スタッフ、物販スタッフ、飲食スタッフと様々な職種の求人が出ています(R4.9.3現在、運営・物販は応募期間終了。応募可能なのは飲食スタッフのみ)。
来場者として訪れると気にすることはあまりないかもしれませんが、テーマパークという場所はジブリパークと同様に、場内を案内する人、お土産を売る人、食事を提供する人など、目に見える仕事をする人と、運営そのものを管理するような表からは見えない仕事をする人達が集まって成り立っています。
人の職業興味は6つの分野に分かれている

アメリカのカウンセリング心理学者、ホランド〔1919−2008〕の有名な理論に、
「人の職業興味と職業環境はそれぞれ同じ6つの領域に分かれる」
というものがあります。
テーマパークに存在する職業は、この6つ全てを網羅していて、どれに一番興味があるかによって自分に向いている仕事が見えてくるというもので、この視点でテーマパークの仕事を見ると自分の職業興味を探ることができます。
テーマパークに関する仕事をこの6つに沿って分けてみました。自分がどれをやってみたいか、どれに一番興味があるかを考えてみてください。
それでは、一つずつ見ていきましょう。
①パーク内の建築物や機械、料理を作る人
パーク内の建物や機械、提供される料理など、人以外の機械やモノを対象とする具体的活動(モノづくり)に最も興味が湧く人。
これは現実的領域と呼ばれ、ここに当てはまる人は、機械を使う仕事やモノを使う仕事、運転や操作をする仕事などが向いているとされています。
このタイプの職業は、他に、運転手や料理人、建築士や自動車整備工、建築大工などです。人以外を主な対象にする、動物園の飼育係や配達員もこれに分類されます。
人柄としては、現実的で粘り強く、控えめで落ち着いた人が多いようです。
②動く園内マップや、実物大の再現を計算する人
人に反応して開く入場ゲート、タッチしたところが大きく表示される園内マップ、アニメの世界を実物大にした時の比率を計算するなど、実験を繰り返しながら最適な仕組みを作り出すことに最も興味が湧く人。
これは研究的領域と呼ばれ、ここに当てはまる人は、対象物を観察して、研究や調査をする仕事が向いているとされています。
このタイプの職業は、他に、システムエンジニアやゲームクリエイター、医師や臨床検査技師などです。空の状況に合わせて最適な航路を割り出すパイロットもこれに分類されます。
人柄としては、好奇心が強く、知的で几帳面で内向的な人が多いようです。
③衣装やオブジェ、お土産品のデザインをする人
テーマパークの世界観を表現するスタッフの衣装や、設置されているオブジェ、お土産品のデザインに最も興味が湧く人。
これは芸術的領域と呼ばれ、ここに当てはまる人は、創造的な才能やアイディアを活かし、音楽や美術、文芸などの芸術やクリエイティブな仕事が向いているとされています。
このタイプの職業は、他に、インテリアコーディネーター、服飾デザイナー、演出家、webデザイナーなどです。役柄に合わせて表現を変える俳優もこれに分類されます。
人柄としては、繊細で感受性が強く、独創的な発想を得意とし、内向的な一面がある人が多いようです。
④案内スタッフやカフェのホールスタッフなどお客様と接する人
来場者に気持ちよく時間を過ごしてもらうために、パーク内を案内したり、お土産を買うお客様とコミュニケーションをとったりすることに最も興味が湧く人。
これは社会的領域と呼ばれ、ここに当てはまる人は、対人的かつ社会的で、人に教えたり、伝えたりするなど、人に接し、奉仕する仕事が向いているとされています。
このタイプの職業は、他に、教師や保育士、フロント係、テーマパークの案内係や販売員などです。
人柄としては、コミュニケーション能力に長けていて、社交的で思いやりがある人が多いようです。
⑤集客方法を考えてパークを経営する人
パークそのものの運営方法や集客戦略、開園を実現させるための資金集めなどに最も興味が湧く人。
これは企業的領域と呼ばれ、ここに当てはまる人は、企画を考えたり、目標達成や経済的利益獲得に向けて他者と交渉する仕事が向いているとされています。
このタイプの職業は、他に、会社の経営者や個人事業主、チームリーダーや政治家などです。
人柄としては、野心的、支配的、積極的な人が多いようです。
⑥開園のための申請書類を出したり、入園料の計算をしたりする人
⑤と同様に表からは見えない仕事ですが、こちらはその日の入場料や各売上を計算したり、運営に係る必要書類をお役所に出したりすることに最も興味が湧く人。
これは慣習的領域と呼ばれ、ここに当てはまる人は、定まった方式や規則に従って、反復的な仕事が向いているとされています。
このタイプの職業は、他に、一般事務やコールセンターのオペレーター、税理士や会計士などです。
人柄としては、協調的で自制心があり、几帳面で責任感が強い人が多いようです。
キャリア教育の第一歩として活用してみよう

みなさんはどれに当てはまりましたか?
”キャリア教育”と聞くとハードルが高いように感じるかもしれませんが、この方法なら家庭や学校でも実践できるし、実際にテーマパークに遊びに訪れた際などに、
「ここで働くならどの仕事をしてみたい?」
と聞いてあげることで、その子の職業興味を探ることができます。
多種多様な職業から何になりたいかを選ぶよりも、一つの場所でどんなことに興味があるか、からキャリア教育を始めるとイメージしやすいのではないでしょうか。
進路に悩む学生や大人も使える職業興味検査
現在進行形で職業選択に悩む人には、職業興味検査を受けることもオススメです。
厚生労働省が設ける職業情報提供サイトjobtagでは、自分の職業興味を検査で調べることができます。
やりたいことが決まらない、特にないと思っている方は一度試してみると良いでしょう。
もちろん無料で使えます。
まとめ
いかがでしたか?
テーマパークは楽しむだけでなく、キャリア教育の場として職業興味を探る上でも最適な場所なんです。
ジブリパークに訪れた際は、どんなことをして働く人がいるのか、考えながら見て回るとより楽しめるかもしれません。是非親子で楽しんでみてくださいね!


