
こんにちは。
この夏はインターンシップ漬けのnomiです。
先日とある学生とキャリア面談をしていたところ、「周りの友人は3年生の就活時期になったらインターンシップに参加する予定だと言っていた。2年生から参加するのはまだ早いのでしょうか?」と聞かれました。
私が関わっているインターンシッププログラムも全て大学1年生から参加できるものばかりなのですが、実は学生の中にはこうしたインターンシップに対する誤解があるのではないかと思いました。
そこで今日は、学生が抱きがちなインターンシップに対するイメージについて誤解を解きたいと思います。
そもそもインターンシップの意義とは?
そもそもインターンシップの本来の意義とは何でしょうか。
文部科学省・厚生労働省・経済産業省の3省が発表している『インターンシップの推進に当たっての基本的考え方』によると、高い職業意識の育成、自主性・独創性のある人材の育成が挙げられています。
これは多様な働き方も認められるようになった時代背景において、企業の働き手には、自ら課題を発見し解決していく能力や、自主的に学び続ける力が求められ、自主的なキャリア形成を期待する傾向が高まっているからです。
そのためにも、学生にはインターンシップでの経験を通じて、企業での実際の就業体験や課題解決の経験を通して自らのキャリアについて自己分析の機会を持つことが期待されています。
しかしこれまでこうした本来の意義を、インターンシップを実施する企業側が正しく理解できていなかったために、様々な期間・目的・形態が混在しており、学生に『インターンシップは就職活動の一環として参加するもの』という間違った認識を生んでいたようです。
先日の記事でご紹介した通り、こうした統一性のないインターンシップの認識についても、定義の改正によってこれから変化していくものと予想されます。
インターンシップ5つの誤解
学生がインターンシップに抱きがちな誤解を5つ挙げていきます。
あなたも同じような誤解をしていないでしょうか?
誤解①就職活動だから3年生で参加する

学生の面談の中で最も多く見られるのが、インターンシップは就職活動をする3年次に参加すればいいという誤解です。
先述の通り、学生はインターンシップを通じて、企業での実際の就業体験や課題解決の経験をすることで、自らのキャリアについて自己分析の機会を持つことが期待されています。
特に、これからのインターンシップは5日間以上の就業体験を含むプログラムで、会社説明会(オープンカンパニー)とは一線を画します。しかも実施時期は夏休みや春休みなどの長期休暇中のため、参加できる機会は4年間を通しても数回しかチャンスがありません。
就職活動に忙しい3年次にこうした5日間以上のプログラムに参加するのは、スケジュールを圧迫する懸念もあります。経験値を上げ、自己分析の時間をもつためプログラムへの参加を早い段階で済ませ、3年次には採用活動にもつながるタイプのプログラム参加に絞る方が時間的にも効率的です。
3年次に慌ててインターンシップを探すのではなく、1年次から自己分析や汎用的能力を培うためにインターンシップに参加している方が、就職活動時のPRにも役に立つと言えるでしょう。
誤解②大学生しか参加できない?
大学生しか参加できないと思われがちなインターンシップですが、これも誤解です。
実施する企業が参加資格を決めるため、四年制大学の学生を指定しているケースもありますが、短大生や専門学校生を対象にしているインターンシップも多くあります。
大学の場合はインターンシップの参加が単位認定される場合もあるため、学内周知されることが多いようですが、短期大学や専門学校の場合はそもそもの在学期間が短いために、学校側が積極的な広報活動を行なえず、個人の判断に委ねている場合もあります。
在学期間が短いからこそ長期休暇などを有効に使って経験値を上げ、これからのキャリア選択に繋げて周りと差をつけてほしいところです。
誤解③無料のアルバイト?
3つ目は、インターンシップを”タダ働きのアルバイト”と誤解しているケースです。
企業によって役割はそれぞれですが、アルバイトは不足人員分の労働力の補助として雇用されることが多く、役割分担が決まっていてその範疇で働きます。
対してインターンシップは、企業が学生を「将来自社を支える人材になるかもしれない」ことを期待として、課題解決に取り組んだり、実際の就業状況に近い経験をしてもらえるよう、学生のためのプログラムを組んでいます。
プログラム内容は、例えば商品開発や広報活動など、一時的な労働力としてではなく、学生自身が裁量権を持って最終的な成果物を生み出すことに大きな違いがあります。
確かに、インターンシップは内容や期間にもよりますが、多くの場合は給与や交通費は支払われず自費負担となっていることが多いです。
現在の経済状況と雇用状況を加味すれば、行政の補助も広がってほしいところではありますが、インターンシップは企業が学生のために時間や労力を割いて就業経験の機会を作ってくれているという意味で、アルバイトとは大きく異なります。
誤解④都心の企業しか実施していない?

4つ目は、都心の企業や大企業でしかインターンシップが実施されていないと思い込んでいるケースです。
慢性的な人材不足を少しでも解消するため、新卒人材に注目する企業はその大きさを問わず増えており、併せて学生と接点を持つためにインターンシップを実施する企業は地方にも増えています。
タイミングが合えば、地元に帰省している間にインターンシップに参加することも可能です。
地元でのインターンシップなら交通費等の負担が少なくて済みますし、特に地方企業でのインターンシップは受け入れ人数が少ない分希少な経験ができる可能性も高く、就職活動時のPRにも大いに役立つでしょう。
実際に「夏休み中に地方留学する気分で、知らない土地でのインターンシップに挑戦したい」と、都心の大学生が地方にインターンシップに来るケースも少なくありません。
誤解⑤やりたいことが決まっていないと・・・

5つ目は、「将来の目標ややりたいことが決まっていないからどんなインターンシップに参加していいのか分からない」と参加を諦めてしまうケースです。
先述の通り、インターンシップは自分のキャリアについて見つめ直す、自己分析のための時間です。
自分は何をやりたいのか、何が得意で不得意か、どんな役割にやりがいや楽しさを感じるのか、そうした自分の中の要素について”気づいて”いくための経験を積むのです。
やりたいことが決まっていなくても問題ありません。
むしろ、やりたいことが決まっている人でも、違うことにチャレンジしてみることで自分の新しい一面に出会えるかもしれません。
インターンシップ期間中は実際に企業の社員が付いてフィードバックを行います。
こうした時間を通じて客観的に自分を評価してもらったり、先輩社会人の話を聞くことで気づくこともたくさんあるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、学生がインターンシップに抱きがちな誤解について解説しました。
インターンシップは企業が学生のためにプログラムを考えて用意してくれています。
このチャンスを誤った認識で逃してしまうのは本当にもったいないと感じます。
一方で、学生だからこそ時間を有効に活用しようと、自分のための挑戦に踏み出す人もたくさんいます。
あなたはこの夏休みをどうやって過ごすでしょうか。
文中にあるインターンシッププログラムは現在私がコーディネートを担当させていただいてるもので、PROJECT INDEXやみやざきインターンシップNAVIに掲載しています。
締切間近のものもありますので、少しでも興味があればエントリーして質問してみてください。
学生の挑戦をお待ちしています!



