
こんにちは!nomiです。
下半期を目前に控え、採用活動に向けて準備を始めた企業も多いのではないでしょうか。
今日は、採用面接時にしてはいけない質問と、適切な質問の仕方についてご紹介していきます。
採用面接でこんな質問していませんか?

先日SNSで、企業側の採用面接官が女性求職者にした、こんな質問が話題になりました。
「結婚や妊娠の予定はありますか?」
多様な働き方が推奨される現代においても、こうした”女性だけに対する質問”は無くならないようです。
求職者側も、離職の可能性を問いたい企業側の意図を察知して、気分を害しながらも応答するケースが少なくありません。
その質問違法です
採用面接時において、性別による特定の質問をすることは法律で禁じられています。
〜男女雇用機会均等法 第5条〜
事業主は、労働者の募集及び採用について、その性別にかかわりなく均等な機会を与えなければならない。
ここで示される募集・採用については、禁止される差別の内容を具体的に示した指針が策定されています。
〜労働者に対する性別を理由とする差別の禁止等に関する規定に定める事項に関し、事業主が適切に対処するための指針〜 (男女で異なる取り扱いをしていると認められる例)
採用面接に際して、結婚の予定の有無、子供が生まれた場合の継続就労の希望の有無等一定の事項について女性に対してのみ質問すること。
これに違反した場合は、厚生労働大臣宛に事業主として報告をしなければならない他、助言や指導・勧告が行われ、これに違反すると過料や企業名の公表といった措置が行われます。
採用側は質問方法を変えよう

こうした質問が採用時に用いられる理由は、離職の可能性や、業務への支障を予測として把握するためだと考えられます。性別・年齢・境遇に関係なく働ける職場を整えていくことが大前提ではありますが、従業員数の少ない職場や地方の中小企業では人手不足が深刻な状況にあり、長期間働いてくれる人が欲しいというニーズは未だに根強く残っています。
求職者の考えを引き出すオープン質問
求職者側が仕事と家庭の両立、今後の中長期的なキャリアプランを持っているかを確認したいときは、
「〜の予定はありますか?」「〜できますか?」
といった、答えが”YES”か”NO”でしか回答できない質問方法(クローズ質問)ではなく、
「〜をどう考えていますか?」「〜についてどう思いますか?」
といった、相手の考えを相手の言葉で引き出す質問(オープン質問)に変えましょう。
結婚や出産などのライフイベントによる離職の可能性が気になるのであれば、
「家庭と仕事の両立について、どのように考えていますか?」
「ご家族とは今後のライフプランをどのように相談されていますか?」
「ご自身が働くことについて、どのようなキャリアプランをお持ちですか?」
といった質問であれば、男女ともに聞くことができますし、これに自分の言葉で答えてもらうことで、その方自身のキャラクターや取り巻く環境も見えてきます。
まとめ
いかがでしたか?
人手不足を解消したいのに、企業側が時代に合わない質問をして、求職者から愛想を尽かされては元も子もありません。
SNSの普及で、企業側の対応の仕方ひとつで思いがけない口コミが広がり、会社そのものが評判を落としてしまうことも。
従業員同士が互いに気持ちよく働ける職場づくりに繋げていくためにも、今一度、採用を含めた様々な方法について見直しが必要です。


