【転職準備】従業員5人以下も。小規模企業で働くメリット・デメリット

こんにちは!Uターン10年目を迎えたnomiです。

9月が始まり、多くの企業が下半期に向けて動きが活発になり、転職を意識し始めたという方もいるのではないでしょうか。

今日は、私も経験した”人数の少ない小規模企業で働く”上での、メリット・デメリットをご紹介します。

小規模企業が多い地方の転職市場

中小企業庁のホームページを見ると、『小規模企業』の定義は、

  • 製造業・その他…従業員20人以下
  • 商業・サービス業…従業員5人以下

とされていますが、中小企業と呼ぶにはギリギリの5〜10名ほどの従業員が働く企業は少なくありません。

地方では特に、企業だけでなく、団体や社団法人なども10人以下の従業員しかいないという状況が多くみられます。

今後、地方へのU・Iターン転職や、都心部在住の方でも現在の職場より規模の小さな企業へ転職を検討するなら、そのメリット・デメリットを知っておく必要があります。

小規模企業ならではのメリット

小規模企業ならではのメリットは以下のようなものがあります。

①従業員同士の心理的距離が近い

まずは、従業員同士の心理的距離が近いことです。

やはり人数が少ない分、1日の中で上司や先輩、後輩を含めた全メンバーとコミュニケーションをとることになります。

そうするとお互いの体調や、モチベーションの変化に気づきやすくなったり、仕事の繁忙度もわかるため、互いにフォローしやすくなるといったメリットがあります。

②一人一人の裁量権が高い

事業内容に依るところもありますが、小規模企業は1人1職務の担当制になっていることが多く、一人一人の裁量権が高いのもメリットの一つです。

お金が動くことや、重要性の高いものは社内全体もしくは上司に判断を仰ぐことを前提としても、それぞれの職務は自分で考えて動いていく必要があります。

短調な仕事が苦手な方や、ルーティーンワークでは満足しない方には、自分の腕の見せ所でもあるので、やりがいを感じるでしょう。

③企業と共に成長できるチャンスがある

②で示したように、自分の裁量権が高い分、その仕事ぶりが評価されれば、企業そのものが拡大したり、自分自身も昇給のチャンスが多くなります。

業績アップによる貢献度の賞与還元や、今後事業規模が拡大していけば、新たな部署の責任者やリーダー職になるチャンスに巡り合うかもしれません。

大企業になれば、新人→中堅→リーダー→管理職といった道筋が一般的で、これには長い年数を要します。

昨今、ベンチャー企業やスタートアップ企業などが増えていますが、今後成長を狙う企業に小規模のうちからアサインすることで、会社とともに自分が成長するだけでなく、企業の拡大を目の当たりにできることも、小規模企業ならではのメリットだといえます。

メリットと対になるデメリット

メリットは捉え方によってデメリットにもなり得ます。

❶人間関係による逃げ場がない

少人数になるとコミュニケーションは取りやすくなりますが、心理的な距離が近い分、互いの気分やモチベーションが低いタイミングとも上手く付き合っていく必要があります

逆に仲が良くなりすぎると、プライベートなことまで踏み込まれる可能性もあります。

ここで人間関係の問題が発生すると、部署が複数ある多人数の企業であれば異動を検討することもできるでしょうが、小規模企業の場合はこれができません。

馬が合わない人とも、毎日顔を合わせ、必要に応じて仕事の依頼やコミュニケーションをとる必要があります

❷マルチタスクになりやすい

1人1職務の担当制は裁量権が高いともいえますが、代わりに1人で抱える職務量も多くなります

さらに、それぞれが繁忙期になれば少ない人数でこれをクリアするため、自分の担当ではない仕事を限定的に抱えたり、進捗の遅い人がいればフォローする必要があったりと、複数の仕事を掛け持つ機会も増えてきます。

最近では、ダイバーシティ実現のため、マルチタスクに慣れるよう日頃から体制を整えている企業も増えていますが、業務量の増加は体調やモチベーションにも関わるので注意が必要です。

❸リーダー職昇格の機会が少ない

小規模事業の場合、代表と中間管理職1名、その他従業員という社内構図が多くなっています。

もちろん、今後企業規模が拡大すれば新たに役職が誕生する可能性は大いにありますが、ある程度時間が必要だということを覚悟しておかなければなりません。

その代わり、管理職の定年や転職によって、次期管理職候補になるチャンスが早期に訪れることも考えられますし、新規プロジェクトの責任者ポジションに就くなどの可能性も考えられます。

実際に私は入社4年で、一番経歴の浅い社員という立場から管理職になりました。

元々の役職数が少ない分昇格が遅くなる可能性も、役職数が少ない次期候補になりやすい可能性も、どちらの側面も持っていることを理解しておく必要があります。

まとめ

いかがでしたか?

中小企業の中途採用は、下半期の事業計画などに合わせて少しずつ増えてきます。

転職を考えている人は、今のうちから企業情報を調べつつ、自分がどんな企業で働くのが良いか、自己分析もしながら活動を進めていきましょう。

プロフィール
このサイトの管理人
川野 美紗子

Local Career Mate 代表
宮崎県在住のキャリアコンサルタント/インターンシップコーディネーター
若年層の女性管理職の経験を基に、地方✖️女性✖️キャリアに関する情報発信やアドバイス、コンサルティング等を行っている。
個人・企業向けキャリアコンサルティング、実践型インターンシップの企業伴走、キャリア教育や人材支援に関する研修講師やファシリテーター、キャリア記事の執筆などを行なっている。

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